インボイスで破壊される日本
今度の「インボイス」は相当にヤバそうです・・・。
税収が過去最高なのに増税するのは、財務省の「出世ゲーム」に国民が付き合わされているだけなんです。増税の必要性なんて1%も無いので。
消費税もこれまで引き上げられてきたのは、彼らの「出世ゲーム」に付き合ってきただけでした。「社会保障に100%使う」と言って引き上げたのに、実際には20%ほどしか使わないんですから、ホントに大嘘つき集団なんですよ、財務省って。
国民の負担増も求めてくるのは、彼らの貨幣観が間違っているからです。
「日本銀行」という中央銀行が存在するのに、あたかも存在しないようにして「財源は税金のみ」とやってくるんですよ。そして「赤字国債は国の借金だから、借金返済のために増税しますね」と言うのですが、彼らの話しに付き合ったとしても、約1000兆円の「借金」の内500兆円は日銀保有分の国債ですから返済の必要が無いため、残り500兆円しか「借金」はないことになります。
この事実を認めないんですよ・・・、財務省という省は。「今年度の国の借金は」という言い方は不適切で、「今年度の政府の通貨供給量は」という言い方のほうが適切なんですね。単なる「通貨供給」を「国の借金」と言い換えて、「国民の借金」と思わせて増税を吹っかけてくるんです。
法律用語では「政府」のことを「国」と言うので、そのことも国民が勘違いする原因になっていると、三橋貴明さんは言ってました。
例えば現在は「変動為替相場制」なのに、彼らの頭はニクソンショック前の「固定為替相場制」ですから、間違えているんです。金(ゴールド)を資産のベースとしていた頃の金本位制の考えで現在も財政運営をしているためにナンセンスなんですよ・・。こうした考えを彼らが受け入れないのは、ずいぶんと長いこと言ってきたことが間違いであったことを、受け入れられないからでしょうね・・・。
日本経済が好景気でインフレの頃なら、増税するのも頷けるのですが、現在のような不景気のデフレ下で増税するのは、他国ではまず有り得ないことです。本当に狂ってるんですよ、財務省って。
「何があっても制度の延期や中止は考えていない」・・・ですって・・。
ホントにカルト化してますね・・。
インボイス自体も国会で議論ぜずに、選挙で選ばれていない民間人たちが官邸内で勝手に決めて閣議決定に持ち込んだのでしょう・・・。いつものことです。
『インボイス制度の延期・見直し・中止を求める要望書を手渡しましたが、省庁は「政府で決めたことをすすめる」の一点張り』だったそうです・・・。
国民が苦しもうが困り果てようが関係ないんですね・・・。彼らは給料が一定ですから、困らないですもんね・・。「鬼」とか、「悪魔」以外の言葉が見つかりません・・・。
解散総選挙で岸田政権を倒すか、戦争で無理やり変わる以外にないでしょうね・・。ここまで政府が腐敗したのは、結局は我々が財務省の活動について無知だったことと、政治への無関心だったと思います。
参考資料
三橋TV@mitsuhashipress
特集 インボイス制度