ラーマの日記 Hatena

南野陽子さん、将棋を中心に書いていきます。

「時にはいっしょに」のワンシーンから

 

 

第一話で、津村君に誘われて高杉さんがバイトしているカフェバーに行った季代ちゃん。

 

津村君と塾で話していた時は「(受験生なのに)そんなことしてる暇、あるわけないでしょ!」と 一度は断わったのに、ちゃんとオシャレしてカフェバーに出掛けるあたりは、年頃の女の子だなと思いますね・・。

 

女子高生の身分では洋服を一着買うのも一苦労でしょうが、この時の服はおそらく、アパートに引っ越す際にお母さんから譲り受けた服を着て出掛けたのだと思います。

 

このドラマがなかなかDVD化されない理由は多分、このカフェバーでかかっていた洋楽のBGMに原因があるのかもしれません・・・。権利関係がまだ緩やかな1986年当時であっても、ビデオ化する際の商品化の段階では新たな権利が発生して困難に陥ったとか・・・。

 

今回投稿した画像はそのカフェバーを出る際に、階段の下から津村君を見上げる季代ちゃんなんですが、何度見ても「美しい・・」と思いますね・・・。

 

この時の南野さんはまだ19歳に成り立てですが、御父上の英雄さんが兵庫から東京のマンションまで何度も出向いた理由が分かりますよ・・・。

 

「心配で心配で堪らない」という気持ちは、察するに余りあります。

 

御自身も妻の久美子さんとは職場結婚だったということは、我が娘もドラマの撮影現場や「ザ・ベストテン」で同席した男性アイドルとは恋に落ちかねない・・・・・・。そりゃ心配だよな、と納得できたんです。

 

「時にはいっしょに」を観ていると、「南野さんの記憶力ってすごいな・・」と思うことがよくあります。

 

「カット割り」が幾つもあるシーンなら、覚えるセリフも少量づつで済むでしょうが、このドラマはワンシーンが連続してノーカットのまま繋がっていくことが多いために、数ページにも及ぶセリフを丸暗記せねばならないことが常態化していたと思うんです・・・。

 

歌の歌詞もそうですが、そのことに即対応できたことでも、南野さんにとって歌とお芝居は天職だったのだろうな、と思えるのです。

 

 

画像の出典: 29 Mina - YouTube