ラーマの日記 Hatena

南野陽子さん、将棋を中心に書いていきます。

南野陽子さんの将棋を再現

 
南野さんのFacebookを見ていたら、将棋を指してる写真があったので、その局面からの継続対局をボナンザVer 6.0で再現しました。
 

f:id:Rama05rw:20201222203513j:plain


南野さんが将棋に興味を持った時期は、清水市代さんと「あから2010」が平手で対局した頃と近いので、多分この対局を観て、やってみようと思ったのだと思います。

 

f:id:Rama05rw:20200109192411p:plain

 

手順が分からないので私が想像して9手目まで進めてますが、これだけ見ても南野さんは定跡を勉強した後が見られますね。
 
初手7六歩が南野さんで、相手側は矢倉囲いで行くことにしました。南野さんの次の手は飛車先を突いて以下、銀を上がり、一筋の歩を伸ばしていく形のはずです。
 
銀を上がったところからの形だと、通常は矢倉に向かうと思いますが、南野さんは端の歩を二回突っかけているので、変わっているというか・・・ これって私がいつもやる形なんですよ。
 
ボナンザは穴熊囲いで玉を守ることが多いんですが、それは南野さんが歩で攻めている一筋側なんです。私はけっこう 一筋の歩を伸ばさなかったばかりに相手玉に脱出されて入玉されたり、悔しい思いを味わってきたので、一筋を早目に伸ばしとくというのは自分の中で定跡みたいになってるんです。
 
 
細かく見ると南野さんは駒を升にピッタリ合わせず、少しよれてるというか、そういうのがカワイイです。
 
将棋盤は真ん中に継ぎ目が無い卓上盤ですが、プロ棋士やアマ高段者などもこのタイプで研究するはずなので、良い環境ですね。駒は千円の天童将棋駒ですが、これもウチにあるのと同じなんでビックリした・・・。
 
10手目からはボナンザ同士の思考で対局させたんですが、ボナンザVer 6.0の棋力は名人級のレーティング3000点オーバーなので、羽生さんや森内さんが指しているようなものです。
 
使用したパソコンのCPUスペックはAMD A8‐3870K 4コア・3Ghzで、OSは32ビットWindows XP SP3、メモリ4GB。ボナンザの思考は一手5秒です。
 
南野さんは角道を閉めないので、いきなり角交換で始まりましたが、なかなかイイ将棋でした。
 
南野さんの序盤戦術が功を奏したのか、先手が勝ちましたよ。 

 

 

 

f:id:Rama05rw:20200109192135p:plain

 

f:id:Rama05rw:20200109192159p:plain

 

参考資料
 
大逆転将棋 ウィキペディア
 
「4種の将棋ソフトを組み合わせた「あから2010」女流王将を下す。歴史的対戦棋譜を動画で再現してみた」
 
南野陽子 やったことない「将棋」を趣味と言って大事件に?」
 
マイボナの画面キャプチャに使用したソフト
 
 
「王手 - ここ一番の勝負哲学」 サンケイ新聞社出版局
升田 幸三 著
 
「ボナンザ VS 勝負脳 - 最強将棋ソフトは人間を超えるか」 (角川 one テーマ21)